Bag end diary

J.R.R.Tolkienとその作品を中心に、日々の出来事を一人のホビットが気まぐれに綴ります。

ドラマ『力の指輪』第1話の感想

Mae govannen!

ありゃれんです。お久しぶりです。

 

さて、日本では9月2日から公開されたAmazonのオリジナルドラマ『力の指輪』ですが、早速話題に上がっておりますね。ファン及び界隈の皆様も、様々な気持ちを胸に見た事かと思います。見なかった方も勿論いらっしゃると思います。

私は都合により公開日から見ることが出来なかったのですが、1話目を見た感想をここに記してみたいと思います。

出来るだけネタバレは避けたい…所ですが、「えぇ!?」となるような部分は避けて、部分的に切り出していく次第です。

と言っても、暫く読んでいなかったので、すっぽり抜けてしまっている部分が色々と多いのですが(爆)

同時進行で原作を読み直す必要がありそうです。

www.amazon.co.jp

 

ファンの皆様、既に色々とご存知の方が読まれるかと思いますので、細かな時代設定は省きます。決して面倒なわけではありません(^^;)

 

もし色々細かく知りたい、どうなってるの~?という方がいらっしゃりましたら、どうぞ原作へ。(沼へ引きずり込むオタク)原作、及びその詳説についてはこの辺りを読めば色々と網羅できるかなと思います。

この時点で丸投げしておりますね、すみません。

 

 

 

 

 

主人公はガラドリエル様。つい癖で「様」とつけてしまいます。

まだ幼い頃、紙で作った船を川に浮かべる場面。衣装が素敵でした。

エルフ、特にノルドールに関しては、「彼らの若い頃ってどんなの?」と常々気になる所ですが、皆様はどんな姿を想像されるでしょうか?生まれたばかりの赤ちゃんか、ごく普通の子供なのか、はたまたただ単純に容姿が若いのか。

子供の頃のガラ様なんて、個人的には想像がつかなかったので、こうなるのね~と思いながら見ていたその瞬間。

船目がけて他の子供たちが石を投げ込んだ。ガラ様が止めようとするけれど、ついには船が沈んでしまう。

 

正直この場面は、ごめんなさい、不謹慎にも笑ってしまいました。

その子供たちがノルドールかどうかはともかく、フェアノール様とその御一行のあの行いを思い出さずにはいられなかった。

やはりあれはあまりにあんまりな仕打ちだとつくづく感じます。

 

ビジュアルはトレイラーを見るだけにとどまり、楽しみにとっておこうとしておいたんですが、フィンロド、エルロンド、ギル=ガラドといい、成る程印象に残るなぁと思いながら見ておりました。

High Kingとつくからには、威厳が無くてはなりません。役者さんの雰囲気も相まって、衣装といい飾りといい、ノルドールだなぁと思わせる部分が垣間見られます。

 

これはまた別なんですが、エルロンドとガラ様のやり取りが多い第1話、何だか二人の距離が近いかなと感じましたが、視聴された方々は如何でしょうか。

映画ロード・オブ・ザ・リングホビットと観てきた私にとっては、やや違和感が残りました。いとこ、いやはとこ?あの関係をどう言うのか分かりませんが、それにしては近いかなぁ?と。

でもその後の中つ国の流れ、第三紀に至ることを考えれば、あれでいいのかな?とも思います。

この辺りは教授の残してくれたものを読んで、じっくり理解を深めていきたい所ですね。

 

そしてオリジナルキャラの登場。シンダールのアロンディル。シンダリンの辞書を引けば、恐らく「貴い」「男性」かと思われますが、何故かググるとスカイリムというゲームが出てくる。その中の登場人物らしいですが、スカイリムは残念ながら名前しか知りません。

人間の女性と恋に落ちるも、それを黙認する友人は「エルフと人間で成立した例は2つだけ、悲しみに終わった」と釘を刺す。その方々、言う必要すら無いのでは。

ただ言われるとアンテナが張ってしまうのが私の性で、レイシアンの歌なんかをまた読み直したくなる。

 

ハーフット、旅人、人間たち。彼らについても色々考える所があり面白い。あの旅人が背負っていた、ヘラジカの角のような物、あれは凄く印象的でした。

制作陣についてはあまり調べていないんですが、(というかエンドロールちゃんと観とけばよかった)これは人間に限らず全てにおいて、衣装や小物が細部まで綺麗で見とれてしまいます。もしかしてあの2つの映画と同じ?と思ったんですが、第2話を見た際にはちゃんと覚えておきます。

 

これはまた余談になるんですが、低く妙な声の囁きが聞こえる場面が2つ程会ったかと思います。一つは忘れてしまいましたが、もう一つはギル=ガラド様の場面。恐らく闇の、モルゴスやらサウロンやらの声でしょう。

あの声、「そのまま使ったのかって位似てるなぁw」と思ったものがあったんですが、フロム・ソフトウェア(通称フロム)による「Bloodborne」(ブラッドボーン、通称ブラボ)というゲーム、ご存知でしょうか。

 

フロムの出した作品では、「Dark Souls」(ダークソウル、通称ダクソ)に出てくる地名やら人名やらが、教授の作品から影響受けまくってるなと考えています。(プレイ動画を視聴しました)恐らく同じことを考えている方も多いのではないでしょうか。ブラッドボーンは別物ですが、個人的に楽しんでいるゲームです。

 

その中で「啓蒙」という概念があり、それを使ってアイテム購入したり、バトルを調整したりということが出来るんですが、その啓蒙の数が上がる時の音。プレイヤーの間では「上位者の声」なんじゃないかと言われていますが、その囁きにそっくりでした。

もう本当に。サウロンは上位者かと思う程に似ていました。

 

話が盛大にずれましたが、今後どのようにして物語が紡がれていくのか見物です。

さぁ、原作を読み直そう。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

Hannon le!

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。