Bag end diary

J.R.R.Tolkienとその作品を中心に、日々の出来事を一人のホビットが気まぐれに綴ります。

夏の苦い思い出

Mae govannen!

 

お久しぶりです、管理人です。

 

2023年もいよいよ秋ですね。

大学院であれやこれやと忙しくしている間、半年なんてあっという間でして、

ついこの間セミが鳴いたと思ったら、

あれもう静かだ…なんてことも。

 

 

皆様、良い夏休みを過ごされましたでしょうか。

 

私はといいますと、

流行り病にかかってしまいまして。夏休みの殆どが

_(´ཀ`」 ∠)_

となっていました。

 

 

最後の授業が終わった翌日、早速のどの痛みを感じ、

熱が出始めたので

「例のアレじゃありませんように」

と祈り風邪薬を飲んで寝たその翌日。

 

高熱からの「陽性です」。

 

暑いのが嫌だからとマスクを外し、最低限気を付けてりゃ平気!

としていたらこの有り様です。

 

熱は割とすぐに下がったのですが、何より後遺症に苦しめられました。

浮遊感及び眩暈と言った所でしょうか、

自然治癒でどうにかなるか分からないなと思い、薬を処方して頂きました。

 

毎日しっかり薬を飲んで、無理せず過ごしていたのが効いたのか、

薬を飲み終わり少し経った頃に回復を感じられました。

 

 

けれど二回目にかかって軽かった、重かったなんて話もあるので、

今後も気を付けたい次第ですね。

 

気にしてはいながらも、自分はならないだろうなんて高を括っていたのが

いけなかったのかもしれません。

ほどよく、他人事だと思わないことが大事。

 

 

秋学期再開する友人には、笑い話として提供してみるつもりです。

 

 

 

そんなことがありまして、

夏休みは大したことも出来ず悔しい思いをすることになったのですが、

 

回復した後に行った場所も勿論ありました!

 

まず言ったのが、X…

 慣れないのでTwitterでも宜しいでしょうか。

 

Twitterでずっと気になっていた、英国雑貨を取り扱う

The Village Store 「よろず屋」さん。

こちらにお邪魔させていただきました。

オーナーさんのブログを引用させていただきます。

keikoigata12.blog.fc2.com

 

Twitterのリンクはこちら→ @everymaneverym2

 

お店の外観を写真に収めるのを忘れておりました。

こじんまりとしていて可愛らしく、目移りするものばかり。

 

紅茶もお菓子も種類豊富で、服の素材もデザインもこだわりがあり、

これはずっといても飽きない空間。

 

最初の来店ではウェールズの紅茶と、elf's Tearoomさんのお菓子を、

最終日には本場の素材を使用したワンピースを購入しました。

 

スタッフさんとは英国のお話で、楽しい時間を過ごさせて貰いました。

ありがとうございました!

 

ちなみにこちらでは、

10月23日から29日まで

スコットランドのあれこれを取り扱ったイベントが開催されるそうです。

 

 

気になる方は是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

私もお菓子を目当てに行くつもりです(笑)

 

 

そしてもう一つ訪れたのが、よろず屋さんのイベント最終日に行ったその帰り、

電車で30分とかからない場所にありました、

 

ブリティッシュパブ The Old Arrow さん。

oldarrow.com

 

Twitterのリンクはこちら→ @The_Old_Arrow

 

 

こちらは以前、7月末辺りで北欧文化のイベントが開催されており、

丁度感染症で行けず悔しい思いをしていた為、

 

意地でも!と思い足を運んだ次第です。

 

 

雰囲気抜群の、良きパブでした。

 

オックスフォード滞在中に訪れたパブを思い出し、英語と日本語が飛び交う賑やかな店内で、

私は一人マイペースに軽いディナーを。

 

日中歩き通しで喉が渇いていたので、

弱いカクテルと、フィッシュアンドチップスを注文しました。

 

シンプルで美味しかった。

一人でパブに行くのもオツなもんだなぁ・・・

 

ですがこういう所は、

普段一緒に学んだり仕事をしたりする人たちと一緒に来て、

食べて飲んで語って笑いたいな、と思いました。

 

何か機会があれば、知人を呼んだり、

サークルの一環として談話会でもしたいなぁと思います。

 

 

その後、同じ通りで見かけた美味しそうなパン屋さんに寄って帰宅。

 

 

 

よろず屋さんとオールドアロウさんはそう遠くない位置にありまして、

その辺りの町に行くのはこれが初めてだったのですが、

 

誘惑が多いのなんの。

 

 

それ以外にも足を運んだ素敵なお店が実はありまして、

吉祥寺の 緑のゆび さん。

 

絵本と児童書の専門店で、こちらでは本を購入させていただきました。

 

オーナーさんの、絵本や児童書、本にかける思いがひしひしと伝わる場所。

こういう場所を身近に求めていた私にとっては、非常に嬉しい場所でした。

 

 

 

と、9月に入ってようやくそれらしいことが出来た、

私の小さな夏休みの思い出でした。

 

 

まだ夏休みは少し残っているんですが、

感染症から回復し、また学び研究する元気を取り戻してからは、

 

ウェールズ語

 

をやったりしています。

 

 

夏休み以前からちまちまやってみてはいたんですが、

忙しさにかまけて途切れ途切れになっていたところを、

のんびりやってみようかと再開。

 

何せSindarinに影響を与えている言語ですから、

「やってみないわけにはいかないよなぁ」

というのがきっかけでした。

 

 

そしてDuolingo先生の下で暫く学んでいるのですが、

 

これが面白い。

 

先祖が英語とは違いますから、何となく似ている単語はあっても、

「どうしてそうなる!」

と言いたくなる単語も沢山。

 

やっているうちに、何となく時制や文法の大まかな特徴が分かってきて、

もっと深堀りしたり、比較研究してみたいなと思うことも。

 

かつては淘汰されかけた言葉として見ると、

アイヌ語琉球語と少し似た立場にあるのかなと思うこともあるのです。

 

 

 

夏休み前に借りていた

『物語 ウェールズ抗戦史』

 

Twitterの方で読書記録を上げましたが、こちらの本も読み、

ブリテン島に在るウェールズの歴史をざっと理解。

 

ウェールズの人々に思いを馳せ、

時折自分が学んだイングランドの歴史と照らし合わせながら、

あっという間に読破してしまいました。

 

 

ローマの支配下からイングランドへの移り変わり、

キリスト教のあれこれで揉め、

いくつかの国に分かれて頂点を争うこともあり、

王権争いで大陸に逃亡を強いられ、

それでも諦めずに粘り続けた。

 

その人々の応援の下、立場を獲得した人物が、

今の王室の先祖になっている。

 

まるでアーサー王の帰還のよう。

 

じんときてしまいます。

 

 

詳細が気になる方は、どうか書籍をご一読ください。

もう知ってます、って方は、読み飛ばしてください。

 

 

 

ウェールズ語とその歴史に関しては、

まだまだ勉強と研究が期待できそうなため、

いつか別の記事にまとめて書いてみようかと思います。

 

 

これから秋、気温の変化に体調を崩すこともあるかと思いますが、

 

そして感染症の猛威も消えないままですが、

 

身体にお気をつけてお過ごしください。

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

Hannon le!